2019.07.14
[ ファシリテーション講座 ]を開催しました!

\ “問う力”を高めるとどんないいことがあるのか /
「チーム本来が持っている力」を引き出すファシリテーターに必要なスキルを体験的に学ぶ講座「ファシリテーション講座」を開催しました。
ひとしごと館では、”とくい”や好きなことをカタチにして活躍している活動ボランティアさんが少しずつ増え、アロマハンドケアチームや包丁研ぎチームといったチーム活動も活発になっています。
今回は、そんなひとしごと館が開催する、”ひとしごと館流”チームの力を引き出すための勘どころとスキルを学び、体感する場となりました。
講師は、弊所ひとしごと館を運営しているNPO法人 Co.to.hanaのコミュニティデザイナー、丸毛が務めました。

丸毛は、2012年からファシリテーションを学び、まちづくり、教育、福祉などの分野で「人と人をつなぐ場づくり」に取り組んだ経験があり、2017年からCo.to.hanaに合流したスタッフです。地域の大人がマイプロジェクトを生み出す「ひとしごと実践講座」、分野・セクターを超えたコレクティブ活動創出のためのプラットフォーム「TUMUGUBA(ツムグバ)」、高校生が身近な課題からソーシャルプロジェクトをつくる「ソーシャルイノベーションハイスクール2018」などのプロジェクトを担当しています。
当日は、チームや会社で実際に使えるスキルを学びたいという期待を持ってご参加いただいた方がほとんどでした。
そもそもファシリテーターとは。
場にいるメンバーの「気づき」を促して、メンバーの主体性を高めながら、良い化学反応を生み出していく役割の人。それがファシリテーターが担う立ち回りだと言われています。
つまり、スキルを持った”縁の下の力持ち”さんです。
縁の下の力持ちさんに必要なスキルの1つが「問う力」と言われています。
相互作用を促すファシリテーションには、「お互いを理解することを促進する」プロセスが必要になります。
そのために『問う力』が大きな効果を発揮してきます。
「問う力」を高めるとどんないいことがあるのか。今回の講座ではそのスキルを体系的・体感的に学びました。
この「問う力」は筋肉と同じで、普段から意識して使わないとなかなか身につかないスキルの一つです。
そこで今回の「ファシリテーション講座」では『問う力』を高めるトレーニングを行いました。

講座では、スキルの学びに入る前に、ファシリテーションの本質や心構えについて体感するワークやレクチャーから入ります。
そのあとは実践的に「問う力」を高めるトレーニングをしていきます。
丸毛のテンポの良い進行と安心感のあるリードで、「問い」をつくる練習やウォーミングアップから、「問い」の筋トレへと話は進み、皆さん引き込まれるように「リラックスした集中」状態で時間があっという間に過ぎていきました。

講座が終わった後も、皆さん席を立とうとされず(笑)、参加者から講師に質問が次々と投げかけられました。「もっと知りたい」という気持ちが伝わってきて、ファシリテーションに対する関心が深まったことがうかがえ嬉しくなりました。
参加者からは、「スキルだけではなく、心構え・役割の大きさなど様々な観点で感じ入ることが多くありました。」「仕事だけでなく、家庭や地域でのコミュニケーションでも活躍したいと思います」といった感想が聞かれました。

ひとしごと館ではチーム活動に合わせて今後も日常生活のチーム活動に実践できるようなファシリテーション講座を開催していく予定です。
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ひとしごと館では、「何かしたい!」「自分のとくいをつくりたい!」という方に向けてイベントを定期的に行っています。
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