お知らせ

2018.11.03  [お知らせ]

\ ファッションを通して”とくい・やりがい作り”トークイベント行いました!/

 

ひとしごと実践講座トークイベントvol2は、現代美術家の西尾 美也(にしお よしなり)さんに来ていただきました!

(人生を豊かにする「小商い」のはじめ方vol1の記事はこちら:http://urx.red/Naml)

 

まず、第一部では今まで国内外で行われて来た活動について、お話いいただきました。

 

世界の様々な都市で見ず知らずの人と服を交換する《self select》、

数十年前と同じ場所、家族で、当時の服を再現して写真を撮る《家族の制服》、

服を人間サイズ以上に表現するために古着をつなぎ合わせて大きな家を作り、その中へ人が入ることで皆で服をまとえる《people’s house》など、

全てのことが他では目にしたこともない新鮮なものばかりでした!

 

 

    

 

そんなプロジェクトに共通しているのが、西尾さんがずっと大事にされてる”ファッションを通じてコミュニケーションをする”ということです。

 

個人と個人でコミュニケーションを行うものもあれば、

わざと大掛かりな足場を組んで「なになに?何が始まるの?」と、はじまりの予感を周りの方に伝え、どんどん地域の方達を巻き込んでいくプロジェクトもありました。

 

 

全てのプロジェクトに共有するのは、誰かが一度は袖を通した服ということ。

一度、着られた服は、思いの宿ったたった1つの服になるのだと感じました。

 

第一部では”ファッションを通じてコミュニケーションをする”ことの楽しさや、スタッフの方々がとくいを活かして、西尾さんの作品の中で絵本の読み聞かせを行なったりしたエピソードなどもお話ししていただきました。

 

 

 

そして第二部では、西成区での活動をお話ししていただきました!

毎週水曜日に西成区の「たんす」という場所におばあちゃん達が集まり、西尾さんが衣服を介したワークを行い続けて立ち上がったのが、「NISHINARI YOSHIO」です。

 

おばあちゃん達が作った服のプロトタイプ(試作品)を、改良してファッションブランドとして売り出しています。

 

しかし、「NISHINARI YOSHIO」の立ち上げまでの経緯は、一筋縄ではいかなかったとのことです。

 

西尾さんが、おばあちゃん達に最初に出したワークは”古着を感性のままに着る”というものでした。

好きに切っていいよと言っても「なんで切らなあかんの?」「着るところに線引いといて」と言ったような声が上がったのだとか…。

 

思い通りのワークにならなかったはずなのですが、西尾さんはこれらを「面白い」と感じられたと話されました。

 

ミシンが嫌いだけど編み物が好きという人や、布が余ったらひたすらカバンを作る人、”たんす”には、関われば関わるほどに様々なおばあちゃん達がいることを知りました。

どんな人がいるか分かれば、興味も湧き、普段のおばあちゃん達がどのようにして手芸や物作りをされているのか知る為に家庭訪問を行い、たくさんの発見や学びもあったそうです。

 

そんな最初の1歩から、おばあちゃん達とのコミュニケーションを大事にして、1年以上衣服を介してのワークを続け、「NISHINARI YOSHIO」の試作品をおばあちゃん達が作れるまでに!

 

試作品は”誰かのための服”をテーマに、

カバンが好きなおばあちゃんが同じくカバンが好きなおじいちゃんの為にカバンで出来た服を、

焼き鳥屋で働く女性の為に、腕が焼けないようにアームカバーをつけてあげたいと思ったおばあちゃんが腕にパッチワークをした服を、

これ以外にも想いの詰まった服があり、「NISHINARI YOSHIO」の立ち上げ後は、取材はもちろんのこと、阪急メンズ館でポップアップがあり、なんとルイヴィトンの前にお店が…!

 

最初は「なんで、これをしないといけないの?」と聞いていたおばあちゃん達でしたが、いつしか自然とワークを行い、自分たちの想いが詰まった服が完成し、沢山の人と触れ合うことで”やりがい”を感じれたのではないでしょうか。

 

 

参加者のみなさんも、おばぁちゃん達の変化に興味津々で、

「(課題を嫌がっていた)おばあちゃん達をどうやって、その場に来てもらってたんですか?」という質問も出ました。

 

西尾さんが仰るには、「その人たちがつながれる場所、対話ができる場所に”たんす”がなっている」とのこと。

 

おばあちゃん達にとって毎週水曜日に”たんす”に行くことが、まず楽しみだったのでしょう。

そんなおばあちゃん達に目線を合わして、継続的に衣服のワークを続けたことが、「NISHINARI YOSHIO」の服を生み出したのだと思います。

 

 

そんなお話を聞かれた参加者の方の中には、やりたいことだけでなく、色々考えることがあり、どうゆう風に行動すれば良いのか自分でもわからなかくなっているというような人生相談のような質問もありました!

 

西尾さんは「とりあえず、やってみる。」が大事だとお話され、

ご自身もやってみながら発見や、方向性などを見出していかれたと話されました。

 

 

今回のトークイベントを通して、

自分が「やりたい!」と思ったことを進める為には、継続性はもちろん、それを届ける相手、そして一緒にやっていく方達との関係性作りの大事さをひしひしと感じました。

 

参加していただいた方々が今回のトークイベントをきっかけに、これから「やりたい!」と思っていることを1歩踏み出すきっかけになっていただければ幸いです◎

 

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